うぃんつり3.1

情報系研究所准教授(32)のブログです。Twitter/Facebookができてからは、海外出張時における仕事外の話を書くだけの場になってしまっています。

ノーベル賞

CCD

昨日の話に関連してるような関連してないような,2009年のノーベル物理学賞の1つはCCDの仕組みに関するものです.端的には光を電荷に変換する仕組み,かな.今となっては皆のポケット,バッグの中にカメラ付き携帯やデジカメが当たり前のように入っていてものすごく広く使われているものですね.

このCCDについても,本人たちはその撮影した画像データを保存するメモリ開発には失敗していたらしいです.ソースはノーベル博物館の説明を見た自分の記憶.当時,今から40年前くらいです.100×100ピクセルの画像を撮るCCDが5年後くらいに何とか実用化されて,それでも高価,使い道も限定的だったはずです.その小さいデータを保存するのも送信するのも,今のレベルでは考えられない大きな費用,大きな器具が必要だったはず.

5年で実用化なら早い方かもしれませんが,一方で「費用対効果が云々」とか「(今の常識では)そんなのすごく特殊な業界でしか使えないのでは」とか,短期的にはそういう見方もあったのかもしれません.しかし結果として,パラダイムシフトとしての影響は計り知れないですよね.本人たちも今のような世界が拓かれていくと想像していなかったのでしょうか.


ちなみに2009年のノーベル物理学賞のもう1つは光ファイバの仕組みで,2つとも情報通信技術に関するものとなっています.これらがなかったら世界は大違いですが,それぞれのきっかけは2,3人なんですよね.そう考えると,ノーベル賞というのはすごいな,というか,自分は何やってるんだろうと思ってしまいます.

ロンドン+α生活 45 黄金の間forノーベル賞@ストックホルム

朝はワークショップ,午後から本会議開始.ソフトウェア工学系の知り合いの方がオープニングトークをされていて,サービス指向系の場で会うとは思っておらずびっくり.


夜はReception.国際会議が始まる前日(付属イベントの日)または初日に行われる軽めのイベントです.これまで,ドリンクとスナックのみだったり,ドリンクも3杯目からは有料だったり,そういうことも多かったです.

が,今日は朝から楽しみにしてました.会場は,何とノーベル賞の受賞晩餐会(Nobel Banquet)の行われる市庁舎(Stadshuset).しかもその中でも舞踏会が行われる黄金の間.去年のニュースの写真


市庁舎.朝の散歩のとき.
Stadshuset


黄金の間に突入.おおお.
Stadshuset

壁面は1900万枚の金箔だとか.
Stadshuset

ノーベル賞の晩餐会のときには,スウェーデンの王室や各界の著名人らが着飾って登場するわけですが,今日はgeek(コンピュータオタク)であふれています.
Stadshuset
自分もユニクロのフリースだったり.寒いんだもん.


食事もおいしかったです.和製英語の意味でのバイキングでした,真の伝統的なバイキング料理だったかはわかりませんが.伝統的なジャガイモとアンチョビのグラタン(Janssons Frestelse)も食べることができました.「ヤンソン氏の誘惑」,肉や魚を食べないまじめなキリスト教徒の人も食べてしまったとかそういう話.


終わった後にはぐるっと展示などを見て回りました.「市庁舎」らしいところも通過.もうどうでもよくなってますが.
Stadshuset


そんなわけで満喫.
Stadshuset
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中の人(石川 冬樹)

情報系研究所の准教授(32歳)
神田・神保町付近

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