先月出したサービスコンピューティング系の国際会議の査読結果が来る.単著と共著2本出して,Longが1,Shortが2.Longの採択率は15%,Shortも含めた採択率は23%なのでまぁまぁでしょうか.

Longを通した学生さんは2年連続.去年はインターンで来ていたのでみっちり指導していましたが,博士学生として入学した今年はほとんど手を出してません.すごいなー.

むしろ,自分のだけ落ちている,という情けない事態ではなくてよかった,というくらい,最近は弱気でもある.

ちなみに個人的には,この分野も今が転機だと思っているので,そんなに採択率が低いことにも少し驚いていたり.


これで12月にサンフランシスコ!と言いたいところ,東京での重要イベントとかぶってしまっているので代理発表してもらう可能性大.分野的には行っておきたいのですけど−.あと,実はサンフランシスコには行ったことがないのです.ソルトレイクシティとか,アトランタとか,あとアンカレッジとかは行ったことあるのに.


朝は,先週来たインターン学生に,サービスコンピューティング系の研究をしている学生さんたちの前で発表してもらう.1回話しただけですが,彼もかなり優秀.うちの学生さんがやっていることとかなりピンポイントな内容なので,盛り上がっていました.

国際会議の同じセッションに興味を持ち,同じ論文を読み込んできたような人たちによる議論だったので,「2010年のアレだとこうだけど」みたいな感じで,詳細な部分を事前説明なしにガンガン議論していました.初めて会った人と当たり前のようにそういう会話ができて,当人たちはかなり楽しかったのでは.というか自分は楽しかった&嬉しかったです.

午後は学生さんと個別に研究議論.かなりいい感じ.


という感じで,質的にも,量的にも,こんなにすごい学生さんたちと一緒にやれることは二度とないのでは,と思っています.つまり研究系(大学院)の教員としては今が全盛期ではないか,くらいに思ってしまっています.もちろん助教なので「自分の」学生ではないのですがね.30歳で言うことではないでしょうが,でもかなり本気でそう思っていたり.

ほんとは,教員ではなく研究者として,学生さん云々とかむしろほっぽっといてでも,自分一人で成し遂げる研究が全盛期でなければならないのですけどねぇ...