今日,30歳になりました.このブログの「20代助教の・・・」という飾りもなしになりました.「30歳」と「30代」は何かイメージがだいぶ違う気がするので,「30代」とは書きません...


先週はなぜか「お誕生日会」なるものを,行きたかった石川亭2号店でやってもらいました.今日も電話&メール&チャットでもいろいろメッセージをもらいました.ほんとありがたいです.


30代になったから,というのは特にないのですが,仕事については今が自分のピークだと思っています.
  • 「研究」としての定義・要件が,(曖昧であっていい部分も含めて)はっきり見えた.「研究」と名乗っている,「その人たちにとっては進歩だが世界的には遅れている」「表面的には一見新しいが,本質的にイノベーションではない」などなどにならないための考え方が自分なりにはっきりした,ということですかね.

    「初心者の 上級者への道のりは 己が下手さを知りて一歩目(by 安西先生)」なので,世界トップレベルの研究者の一歩目に過ぎませんが,それを無視してやっている人が多くいるのも事実です.

    あとは,それらの要件を「満たした結果を出した」と,世界トップレベルの人たちに対して胸を張って言える状況にいつ持って行けるか・・・ですね.

  • 上記も含め,積み重ねがある程度の武器になる程度に溜まってきた.

  • まだまだ自分自身の頭と手を動かしてやれる.頭のキレや実装力でも,学生さんたちにまだ負けられん.

  • ソフトウェア領域の研究をするのには十分な資金を使える.

  • いろんな意味でかなり優秀な方々(自分のあるべき姿について自然と強く考えさせてくれる方々)に囲まれている.

  • 自分が元々好きな,学生さんとの相互作用(研究的観点or教育的観点)もたくさんでき,彼らを率いてやっていくこともできる立場である.

  • 組織的,政治的な面倒にまだそれほど労力をとられない.

あとはそろそろ,人生3度目(たぶん)のモテ期希望.